FAINDOUT in 香港 5日目

FAINDOUTの実働も、残すところこの日を含めてあと2日。
うまく調査できず結果が残せていないのも事実。
残りの時間で少しでもきちんと調査を行かなければならない。

今日はまず香港島の東に位置する西湾河(サイワンフー)にある美容室「REBEAUX(レビュー)」へと向かった。

目の前には緑に囲まれた小さな広場があり、 周りには住宅街が立ち並ぶ。そんな所にある美容室。(実際この上も住宅となっている。)

このお店はGoogle広告を掲載しており、且つ、日本人マネージャーが実際に現場に立ってカットやスタイリングを行っているため、香港の美容事情やトレンドなど、色々と話しを聞けるかもしれないと思い、この店に決めた。

店内はカット台が6つにシャンプー台が2つ。
スタッフは来店時は4人。日本人マネージャーの他は外国の人だった。

飛び込みでもカット可能だったため予約はしていかなかったが、予約も電話では可能とのこと。
受付時に予約表をちらっと見たが、行った時間が丁度空いており、そこ以外は予約でいっぱいのようだった。予約したほうが確実ではあったので、そうするべきであった…。(予約せずに入れたのは運が良かった)

どれぐらいの短さにするかと聞かれ、「香港スタイルで」と頼んだら、「マジのやつで行くと結構高い位置から1mmになりますよ?」と言われたので、日和ってしまい抑え気味にオーダー。

マネージャーがカットを行ってくれたため、いろいろと話を聞くことができた。

・香港にはホットペッパービューティーのようなポータルサイトやアプリはなく、予約は電話や「WhatsApp」というメッセージアプリを利用し、店員に直接予約を依頼するという形らしい。
・ポータルサイトがないので、周知してもらうのに時間がかかるので、開店間もない頃は全く人が入らなかった。
・広告を行い、その広告文の中に「24時間いつでもカット」や「カット無料」と入れ、実際にそれを行ったところ反響が出て、それ以降お客が増えたとのこと。
・「キーワードに追加した」「広告文に入れた」との発言があり、Google広告の設定はマネージャー自らが行っていると思われる。(本社にWEB担当がいて逐一依頼している可能性も。)
・香港の美容師は免許がいらないため、非常に数が多い。受けきれないときは近くの美容院を紹介することは当たり前の様子。
・香港スタイル(サイドを刈り上げ、トップにボリュームを残す)が今、世界的にもブームらしい。(セールストークの可能性も?)
・香港の会社は、社員でも個人事業主としての扱いが多いらしい。性格的に、他を出し抜こうという気持ちが強いらしく、個人事業主扱いした方が120%の力を引き出せると考える会社が多いとのこと。

以上のようなことをカットの最中に聞くことができた。

約30分ほどでカットとシャンプー、スタイリングが完了した。

個人的には思ったより全然良かった。
ただ、普通になってしまい面白みはなくなってしまったが…。

ちなみに、こちらの美容院は「株式会社リビアス」日本の会社が経営しており、日本全国に美容関係の店舗を250店舗展開している。

その後、太古(タイクー)にある「AEON STYLE康怡」へと向かった。

ご存知の通り、日本にある「イオン」の香港の店舗。
イオンは香港にも多く出店しているため、日本との違いがあるのかとの調査であったが、やはりイオンはイオンであった…。

日本との違いといえば、
・スマホの貸出用ポータブル充電器が用意してある。
・セールをしていたが、「○○%off」表記より「(定価の)9割」という表示のほうが大きい。
・イオンの上にマンションが立っていて、お互いが直通している。
点であろうか。

イオンを早々に引き上げ、ホテル近くまで戻り、アプリ『大众点评』で見つけた「连香居」という点心の店へと向かった。

大众点评にて、香港島全域で総合順で並び替えた際に、1番上に表示され、このお店がホテルの徒歩圏内にあり、更に今年のミシュランに掲載されているようだったので、こちらを調査しようとした。
一人あたりの予算も$86と日本円で1,200円ほどとの記載があったのも理由だ。

2階と3階に店舗があり、3回はVIPルームで少々値段が上がるため、2階に入店。
席に付き、メニューを見ると大众点评に記載されていたTOP1~3が無い…。店員に確認すると、ディナー時はやっていないらしい。大众点评には何も書いてなかったのでわからなかった。
ディナー時のメニューは$100超えの品ばっかだったため、申し訳なく退店させてもらった。

大众点评の情報だけではなく、他のアプリやWEBでも情報を収集していくべきだったと反省をし、別のお店を検索。
香港島全域で人気順で並び替えた際に、1番上に表示され、连香居の徒歩圏内にあり、更にこちらも今年のミシュランに掲載されていた「九记牛腩(上环店)」に移動。

かなりの人気店のようで、ガイドブックにも載っているほど。この日もストリートビューのように長い列が作られていた。
支払いは現金のみで、中でのカメラ撮影は禁止とルールが厳しく店内での写真が撮れなかったのが残念。

列の進みが早く、5分ぐらい並んだところで店舗の前まできた。中を覗くと、どうやら相席が基本なところで、空いた席にじゃんじゃん入れていったため、進みが早いのだと合点が行った。

大众点评のTOP1~3のうち、2番目のものはメニューになく注文できず。1番目の牛すじ入りカレー麺と3番目の上湯スープの牛バラ入り麺を注文。ただし、麺が切れていたために粗面(太麺)に変更。

注文して3分ほどで注文の品が出てきた。
出てくるのがすごく早くて驚いた。

太麺と言う割には思っていたより細く、そして平打に近かった。例えるなら、どん兵衛の麺を少し細くした感じだろうか。
麺以外には、メニュー名通り肉が入っており、それはよく煮込まれており、とても柔らかく、箸でほぐれるほどだった。
上湯スープは出汁がよく出ており、薄くもなく濃くもなくちょうどいい感じであった。
カレー麺はとてもスパイシーで辛かったが、嫌な辛さではなく、むしろやみつきになる辛さであった。

店内の雰囲気は、常に満席で店員も愛想が悪くなるほどバタバタしていた。しかし、どの店員も手際がよくて、注文が出てくるのも片付けるのも客を回すのも早く、常に満席であろうから、慣れているのだろうなと感じた。

今日はアプリだけで見つけたものの情報だけで調査を行うのは危険だということを学んだ。1つのアプリだけでなく、他のアプリやWEBでも情報を収集しなければならない。

FAINDOUT in 香港 3日目

今日は金融街である中環(セントラル)を調査した。

ベストウェスタンプラスホテル香港からバスに揺られて14分。香港島の北北東に位置するこの都市は金融街ということもあり、駅周辺に多数の銀行が点在していた。
実際にどれほどあるのか、見かけたら写真を取るようにしていたが、途中でどれだけあったのかわからなくなり、どれを撮って、どれを撮っていないのかもわからなくなってしまうほどだった。

どこの銀行も、大きくきれいで、日本のSoftBankやDOCOMOのショップのように感じた。どこか仲間で入ろうかとも思ったが、入り口に1人案内人がいたため断念したが、唯一、1箇所だけ入ることができた。

これがその「香港上海銀行ビル」だ。

ビル全体の引きの写真を撮ることができなかったので伝わりづらいが、かなりの高層ビルで3階以上はオフィスとなっているようだった。このビルの2階がビル名にもなっている「香港上海銀行」の窓口になっていた。
窓口は24つもあり、8割方稼働していた。それでも列を作っている箇所もあった。
オフィスも同じ建物内にあるので人の出入りも多かったのだが、エレベーターが5機中1機しか稼働していなかったため、エレベーターの前ではエレベーター待ちが多くいたのが印象的だった。

中環駅のある大通り(遮打道)を挟んで南の方へ足を運ぶと、金融街だった雰囲気からガラリと変わり、イギリス領だったころの面影が残る町並みへと変貌していった。

街並みが変わるのと同時に、道ですれ違う人も北欧系の人が増えていった。この辺りには住居も増えてきていたため、もしかしたら、昔から住んでいたり仕事で移住してきた北欧系に人たちが多く居住しているエリアなのかもしれない。

そんな中、1店の飲食店に立ち寄った。
揚げ小籠包の店で、2016年にはミシュランにも認定されている店だった。

店内は立食タイプで、目の前で実際に調理している様子を見られる状態だった。店員は片言ながら日本語も話せ、食べ方の説明も日本語の他にハングルやタイ語も載せていたので、観光客も多く立ち寄っているのかもしれない。

また、駅から北の方にしばらく足を運ぶと、ビル群が立ち並ぶ。金融街からオフィス街へと変化していった。歩車分離が進んでおり、歩行者用信号の数が大幅に減っていった。どこから横断すればいいのかといえば、ビルとビルをの間を渡り廊下が繋いでいて、それを利用して渡ることとなった。
ちなみに、中環だけではなく、香港全体的に言えることだと思うが、基本的に建物が上に長い。

中環は金融街であるだけでなく、南には昔の異国情緒の名残が残り、北にはオフィス街が広がる。
その他にも、高級ブランド店も多くあり、産業と生活と観光が入り交じるエリアであった。

FAINDOUT in 香港 2日目 -宏基數碼有限公司-

今回のファインドアウトの目玉の一つ”現地のスマートフォンを買う”ために 深水埗( シャムスイポー)に来ました。


深水埗( シャムスイポー)

高いビルの下にお店が入ってます。
店の前には露店が並んでたりします。

では目当ての店を探してみます。

見つからずうろうろ
なにせ店の数が半端ないので探すのに苦労します。
そしてようやく見つけたこの”深の都”という看板があるビル。この中に目的のお店がありました。

深の都

エスカレーターで2階に上がったすぐのところにお目当てのお店がありました。たくさんのスマートフォン等が陳列されています!
価格も消費税が無い分、香港の方が安く買えそうです。

買うスマートフォンは目星をつけていたのですが、残念ながら
SOLD OUTしてました。。
他の並んでる機種の性能などについて調べたり、香港ではどんな機種が人気なのかを店員さんに聞いて見たりして、ディスプレイにあった”Lenovo Z5″ が 1120HK$と性能に対して価格がお得ということでこれを買うことに!

店員さんに「Lenovo Z5 プリーズ」と言ったところ「ah-, S5」と言ってこられたので、こちらのZの発音が通じてないと思い、2,3回ほど「Z5! Z5!」と頑張ってましたが、どうやらZ5も
SOLD OUTということだったようです。
お客さんの出入りも多い人気店のようなので、店員さんもディスプレイを変える余裕がない、らしいです。

Lenovo S5 1120HK$

ようやく手に入れたこちら。
念には念のため、事前に用意していた香港で使えるSIMがこのスマートフォンで使えるかを店員さんに聞いて見たところ、
わざわざスマートフォンを箱から出して、用意していたSIMを挿して使えるかチェックをしてくれました!
とても優しい店員さんに多謝(ありがとう)をしながら
無事、香港のスマートフォンを買う事ができました。

店舗名 添好運點心専門店
地域 中環(セントラル)
最寄り駅 中環站(セントラルえき)
交通手段 MTR 荃湾線(せんわんせん)等
費用183HK$

FAINDOUT in 香港 1日目 -德利潮州菜館-

初日、ホテル到着後に探して見つけた、最初のお食事処。

席数は10席。
入店時は客は現地の人が4組ほど食事をとっている最中だった。雰囲気は日本の大衆食堂のような感じで、顔見知りの客と思われる人物が年配の店員と話していた。
入口横に設置されていたテレビからは、香港のドラマが流されていて、手持ち無沙汰の店員はそれを見ていた。

テーブルの上には、入店時からすでにコップと箸、小皿とレンゲが設置されていて、それを使用する形式だった。

メニューは広東語表記のみのものと、英語が併せて表記されているものが用意されていた。座った席には英語表記のものが置かれていなかったが、店員がこちらが外国人であることに気付き、すぐに渡してくれた。

広東語からはどんな料理か想像がつかなかったが、英語からヒントを得て「揚州炒飯」とその3つ下の品を注文。

「揚州炒飯」は肉、海老、野菜、卵の炒飯で、もう1品は肉の代わりに白身魚か青魚を油で素揚げしたものを使用した炒飯だった。

味は個人的には少し油っぽく感じたが、魚の臭みもなく、日本の中華料理店の炒飯に近いもので美味しかった。

地域水街(WaterStreet)
最寄り駅同上
交通手段徒歩
所要時間ホテルより約2分
費用$118

FAINDOUT in 香港 1日目

いよいよ始まりました、FINDOUT。
初回は香港ということで、正直、期待やワクワク感より不安のほうが大きかった。

案の定、行きのフライトは飛行機に乗っているとは思えないほどに揺れ、まるでオフロードをバギーで走っているかのような感覚に襲われ、早速死ぬかと思った。
CAさんも、この揺れには流石にやられたらしく、グロッキー状態になっていた。

香港の入国審査は、入国ゲートで特に質問されることもなく、事前に記入した入国審査カードとパスポートの提示だけで、すんなりと入国できた。
ちなみにこのカード、転写式になっており、出国用のものも同時に記入されるものとなっている。

到着後、円を香港ドルに両替。
日本でも少しは両替して行ったが、香港で両替をしたほうがレートが安い情報を得ていたため、ここで両替を行った。

空港では両替の他に、オクトパスカードを購入。
これは日本のSuicaのようなもので、バスや地下鉄などの交通手段の他に、買い物でも使用できるカードだ。
購入時に$150(デポジット$50含む)かかるが、これを使用して地下鉄を利用すると割引される。

このオクトパスカードを早速使用し、宿泊地である
『ベスト ウェスタン プラス ホテル 香港 』へ移動。
約40分バスに揺られ到着。

この時点ですでに時計は23時を回っていたが、何も食べていなかったので遅めの夕食。
こんな時間にやっているお店なんてあるのか、と思いながら外に出ると、コンビニも含めて数店舗がちらほらと営業中。
その中から、ホテルの近くにあった中華料理店に飛び込み、
揚州スタイルの炒飯と軽くフライドされた魚の炒飯を注文。
注文の品が出てきたときには、どっちがどっちなのかわからず、半分ずつ食べた時点で違うことに気づいたのはご愛嬌。
味の程はそこそこ。若干油っこく感じたが、日本の中華料理屋の味に近いものを感じた。
サイズは日本より1.5倍ほど多く、価格はともに$58。



空腹を満たした後、0時を回っても営業していたパン屋に入り、翌日の朝食を購入。

これにて1日目が終了だが、到着が夜遅くということもあり、この時点では多くのものを見て回れなかった。ただそれでも、全く日本語が通じない中、現地の人とコミュニケーションを取るのは中々に厳しいと感じた。英語での表記がある場合、Google翻訳を使ったり、単語から判断すればなんとなくは分かるが、英語表記がない場合は全く想像がつかないため、悩むことが多い。

2日目以降、調査で様々なエリアを回るが、うまく伝えられない中、どのように意思疎通を行うかというのも課題になるのだろう。

地域香港空港→水街(Water Street)
最寄り駅ホテルの最寄り:水街(Water Street)【バス停】
交通手段バス
費用
オクトパスカード(2枚):$300
飲食代:$116
【1日目終了時レート$1=14.17円】