FAINDOUT in 香港 3日目

今日は金融街である中環(セントラル)を調査した。

ベストウェスタンプラスホテル香港からバスに揺られて14分。香港島の北北東に位置するこの都市は金融街ということもあり、駅周辺に多数の銀行が点在していた。
実際にどれほどあるのか、見かけたら写真を取るようにしていたが、途中でどれだけあったのかわからなくなり、どれを撮って、どれを撮っていないのかもわからなくなってしまうほどだった。

どこの銀行も、大きくきれいで、日本のSoftBankやDOCOMOのショップのように感じた。どこか仲間で入ろうかとも思ったが、入り口に1人案内人がいたため断念したが、唯一、1箇所だけ入ることができた。

これがその「香港上海銀行ビル」だ。

ビル全体の引きの写真を撮ることができなかったので伝わりづらいが、かなりの高層ビルで3階以上はオフィスとなっているようだった。このビルの2階がビル名にもなっている「香港上海銀行」の窓口になっていた。
窓口は24つもあり、8割方稼働していた。それでも列を作っている箇所もあった。
オフィスも同じ建物内にあるので人の出入りも多かったのだが、エレベーターが5機中1機しか稼働していなかったため、エレベーターの前ではエレベーター待ちが多くいたのが印象的だった。

中環駅のある大通り(遮打道)を挟んで南の方へ足を運ぶと、金融街だった雰囲気からガラリと変わり、イギリス領だったころの面影が残る町並みへと変貌していった。

街並みが変わるのと同時に、道ですれ違う人も北欧系の人が増えていった。この辺りには住居も増えてきていたため、もしかしたら、昔から住んでいたり仕事で移住してきた北欧系に人たちが多く居住しているエリアなのかもしれない。

そんな中、1店の飲食店に立ち寄った。
揚げ小籠包の店で、2016年にはミシュランにも認定されている店だった。

店内は立食タイプで、目の前で実際に調理している様子を見られる状態だった。店員は片言ながら日本語も話せ、食べ方の説明も日本語の他にハングルやタイ語も載せていたので、観光客も多く立ち寄っているのかもしれない。

また、駅から北の方にしばらく足を運ぶと、ビル群が立ち並ぶ。金融街からオフィス街へと変化していった。歩車分離が進んでおり、歩行者用信号の数が大幅に減っていった。どこから横断すればいいのかといえば、ビルとビルをの間を渡り廊下が繋いでいて、それを利用して渡ることとなった。
ちなみに、中環だけではなく、香港全体的に言えることだと思うが、基本的に建物が上に長い。

中環は金融街であるだけでなく、南には昔の異国情緒の名残が残り、北にはオフィス街が広がる。
その他にも、高級ブランド店も多くあり、産業と生活と観光が入り交じるエリアであった。