日本でも有名なショッピングモールイオン。
そのイオンは香港にも進出しており、日本の店舗とは違う所がないかと考え、調査対象とした。
店内は、地下に食品売り場があり1階以降は衣料品や家電、薬局などを販売しており、店内の装いは日本のイオンとさほど変わりがなかった。
ただ、そんな中にも日本との違いはあった。
まず、店内にはスマホの貸出用ポータブル充電器が用意してあった。
日本ではこのようなショッピングモールではあまり見かけず、また、見かけたとしても、それらは備え付け充電器で、繋いだらスマホを充電したままその場を離れて、一定の時間が経過したら戻ってくるタイプのものしか見たことがなかったため、非常に珍しいと思った。
支払い方法がクレジットカード、Apple PayやGooglePay、オクトパスカードと、現金ではないことも日本では見ない点だと感じた。
また、この時にセールを行っていたが、「○○%off」という表記より「(定価の)○割」という表示のほうが大きく表記されていたのも日本とは異なっていた。
日本では「10%off」のように書かれていたほうがユーザーの購買意欲を掻き立てるのかもしれないが、香港では逆に「(定価の)9割」や「(定価の)95%」と書かれていたほうが購買意欲が増すのだろうか。
他にも、イオンの上にマンションが立っており、直接店舗とつながっているというのも日本ではあまり考えられない光景ではあった。
店舗としては構造や販売物は日本と大きな違いはなかったが、セール時の表示であったり、スマホでの決済が多いと言われているだけあって、来店したユーザー向けのポータブル充電器を準備していたりと、販促やサービスの点に置いては香港の現地民に合わせたものとなっており、文化の違いを感じた。
店舗名 | AEON STYLE康怡 |
地域 | 太古 |
最寄り駅 | 康怡廣場駅 |
交通手段 | 徒歩 |
費用 | 0HK$ |
住所 | 香港鰂魚涌康山道2號康怡廣場(南) |